OculusからスタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Go」発表。199ドルで、スマホ/PCは不要
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OculusからスタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Go」発表。199ドルで、スマホ/PCは不要

徐々に出てきたスタンドアロンVR。さっそく真打登場。

これまでのVRヘッドセットといえば、高価で大型かつPCに接続するタイプか、スマホを挿入するあまり高性能でないタイプの2つだけでした。しかしFacebook(フェイスブック)がOculusブランドから発表した「Oculus Go」は、どちらでもない第3の選択肢となるはずです。

Oculus Goはいわゆるスタンドアロン型のVRヘッドセット。ヘッドセット内に液晶やプロセッサを搭載するので、スマホやPCは要りません。流石にヘッドトラッキング機能はないので、空間内を自由に歩けることはできません。

2018年の早い時期の発売を予定しており、価格は199ドル(約2万2000円)。400ドル(約4万5000円)に値下げされた「Oculus Rift」と、「Gear VR」や「Daydream View」のような100ドル(約1万1000円)程度のスマホ用VRヘッドセットの中間に位置することになるでしょう。

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Image: Oculus

搭載される液晶は、高速切り替えが可能な2,560×1,440ドットディスプレイ(Fast-switch LCD)。Oculus事業を率いるHugo Barra氏によれば、この液晶はピクセル間にラインが見えるスクリーンドア効果を防止し、ラグや画像切り替えのレイテンシを低減できるそうですよ。

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Image: Facebook

さらにOculus Goはヘッドセット部分にスピーカーを内蔵したことで、空間オーディオを利用した奥行きのあるVR体験が可能に。また3.5mmのイヤホンジャックもあるので、お気に入りのヘッドホンを利用することもできます。本体は軽量な布製で顔に接する部分の通気性もよく、おそらく装着中にあまり汗をかかなくて済みそうです。

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Image: Oculus

対応アプリとしては、Gear VRに対応したアプリはすべて利用可能。ただし、Oculus Riftのアプリに対応するかについては言及されませんでした。これは、ハイクオリティなコンテンツがどれだけOculus Goに登場するのかという意味において、若干不安が残ります。今後もさらなる対応コンテンツが発表されることを期待したいですね。

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有線の「Rift」リニューアル、未発表の無線VRも新イメージ公開

400ドルに値下げされたOculus Riftは2つのTouchコントローラーやケーブル、センサーなどの周辺機器を同梱。またRobo Recall、Medium、クリエイティブVRツールのQuillなど6つのアプリがバンドルされます。

また既存ユーザーにもありがたいことに、新デザインのVRインターフェイスとなる「Rift Core 2.0」も発表されました。

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Rift Core 2.0には「Dash UI」が含まれています。これはOculus Riftのすべてのアプリやメニューを1つのハブに統合し、Touchコントローラーで操作できるというもの。またDash UIでは自分で構成しカスタマイズできる、VR版のバーチャル空間「Home」が利用できます。

Video: Oculus/YouTube

さらに未発表かつプロトタイプのVRヘッドセット「Santa Cruz」もチラ見せ。こちらは、外部センサーなしで6軸のヘッドトラッキングができます。新作コントローラーが付属する製品となるようです。



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Source: Oculus
Video: YouTube(1, 2, 3

Sam Rutherford - Gizmodo US[原文
(塚本直樹)

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