こんなバンドがあれば、リハーサル必要なし。
「あれ? これ実現できるんじゃないの?」と思わされるくらいよくできているこちらのミュージック・ビデオ。産業用ロボットがピアノ、ドラム、ベースとさまざまな楽器を演奏しています。
ニュージーランドのミュージシャンであるNigel Stanfordによるこの作品、実際はロボットが演奏しているわけではなく特殊効果と早送りを使ってそう見せているとのこと。こちらのメイキング・ビデオでは制作のプロセスが確認できます。
この曲をちゃんと演奏しているわけではないですが、楽器自体はちゃんと演奏しているんですね。ドラムを叩く姿…正確でカッコイイじゃないですか。
The Vergeの取材に対し「ビデオ自体はパフォーマンスだけれど、曲はロボットでも演奏できそうなものとして書かれている」とNigelは語っています。シンプルなうえに重厚さがあって、ロボットが勢いをもって正確に演奏するにはピッタリです。
私の好みはやはり1分45秒あたりからドラムが激しくなるパート。ドラム・マシーンってまさにこのことだと妙に感心してしまいます。