ちょっとヒヤっとしました。
ソニーカンファレンス2017が開催されて久しい頃ですが、2017年9月21日(木)〜24日(日)のあいだに開催されている東京ゲームショウ2017でのソニーブースも、さすがの盛況っぷりを見せていました。カンファレンスで発表されたばかりのソフトも出展しており、ホットな情報に触れられる特別な高揚感もありましたよ。
そんな今年のソニーブースを写真とともにまるっとお伝えしていきたいと思います。まずは昨年のパワープッシュに引き続き、PSVRゾーンから参りましょう。
『グランツーリスモSPORT』

VRだけでなくステアリングコントローラも使って本格的に楽しめる、『グランツーリスモSPORT』。マシンやグラフィックの美しさは元よりわかっていましたが、VRとハンドルのシームレスな繋がりは実際にプレイしてみてはじめて実感できました。ドライバー目線とはまさにこのこと。自分がコースを走っているという感覚が全身に満ちていきます。正直、相当欲しくなりました。
『サマーレッスン:新城ちさと』

『サマーレッスン』の新キャラクター「新城ちさと」と出会えるということでワクワクしつつ望んだのですが、始まった途端「あ、好き……」となってしまいました、申し訳ありません。
だってまさかこんな魔性キャラでくるなんて、世間知らず推しでくるなんて、黒タイツでくるなんて! 思ってもみなかったッ! たかが追加キャラでしょとたかをくくっていた自分がいたのは事実ですが、その予想をK点3回分超えてくるインパクト。これは好きになるでしょ。
『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』

先のカンファレンスで発表されたばかりの『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS』も出展されていました。名作のVR対応ということで期待と同時に不安もありましたが、そんなものは杞憂とばかりに試遊時間いっぱい楽しませていただきました。
面白い、とても面白い。はじめからこうであったと言わんばかりのストレスフリーな操作感は多くのユーザーを納得させるはずです。
ブース

その他のブースも多いに賑わっていました。が、その中でひときわ人だかりを作っていたのがこちらのディスプレイです。

これは人間とアンドロイドの苛烈な物語を描いた新作アドベンチャー『Detroit Become Human』のプロモーションなんですが、上記の画像を踏まえたうえでこちらの動画を見て下さい。
周囲の人たちは好奇の目で彼らを撮影していましたが、その動きのあまりのリアルさに「あれ実は人間なんじゃない?」「いやいや、ロボットでしょ」といった議論がそこかしこから聞こえてきました。
さて、このディスプレイはアンドロイド(ロボット)なのか、それとも人間なのか、どちらだと思いますか? 僕も間近でじーっと見続けましたが、結果はわかりませんでした。

と、そんな驚異的なプロモーションが行われているすぐそばでは、見慣れた肉が上手に焼かれていたり。緩急がすごいというか、安心感というか。
ゲームへの熱狂ももちろんですが、今年のソニーブースで一番印象に残ったのは「結局あれは人間なのか?」という疑問でした。この摩訶不思議な光景は、多くの人に見て欲しいと思います。いまだに確信が持てません……。
Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Source: 東京ゲームショウ2017
(ヤマダユウス型)