みなさんの地元でも試してみてください。
Googleが、環境監視プラットフォームの「Google Earth Engine」をアップデートし、4年分の画像や大量の新データが追加されました。中でもユーザーにとって非常に興味深いのは、好きな場所の1984年〜2016年まで、32年間分のタイムラプスを見ることができる機能です。
Google Earthの報告によると、タイムラプス機能はもともと2013年に搭載されましたが、当時は画像解像度が低く、道路や建物など街の詳細までを見ることはできませんでした。今回のアップデートで、かなり鮮明に約30年間の街の変化を見ることができます。これは、近年GoogleがNASAの画像(衛星Landsat 8撮影)を利用しているおかげ。

さっそくGoogle Earth Engineのタイムラプスページで、地元福岡の街を見てみました。埋め立て地ができる様子もよくわかります。水上に絵を描いているみたい…。
他にもYouTubeには、いろいろな都市のタイムラプス動画がアップされています。プレイリストもあり。
ブラジリア(ブラジル)の変化
ブリスベン(オーストラリア)の変化
バンコク(タイ)の変化
ヘー面白いね、なんて見ているとふと思います。街の発展と比例して、自然が破壊されていることに。発展を喜ぶべきか、破壊を憂うべきか…。最近は、緑と共存するエコ都市化計画も増えていますが、これから30年はどう変化していくのだろう…。
タイムラプス動画:
・博多陥没事故、復旧までの様子をタイムラプス動画で
・清々しさを感じる、ノルウェーのフィヨルドの4Kタイムラプス動画
・最高。宇宙から捉えた地球の1年をタイムラプス動画で
image by Google
source: Google Earth Outreach, Google Earth Engine, Google, YouTube(1, 2, 3)
Michael Nunez - Gizmodo US[原文]
(そうこ)