大量の紙の資料をデータ化するときに、必要なスキャナーですが、常にスキャナーが側にあるとも限りません。
さらに、面積の大きな資料が取り込めない、分厚い書籍は中央部分が切れてしまうなんてことも。そんな悲劇を解決してくれるのが、この『コンパクトスキャナー Pocket Scan』です。
片手に収まってしまう小ささですが、A3サイズまでスキャン可能。特許取得のリアルタイム画像処理ソフトにより、きれいなスキャンができ、文字も表も、編集可能なコンテンツに。取り込みたい分だけのピンポイントのスキャンにも重宝します。専用のアプリ(無料)をダウンロードし、Bluetoothで接続すると、PCはもちろんスマホにもiPod touchにもデータが取り込めます。データは簡単に修正やPDF化が可能で、文章の場合はOCR機能によりスキャンした文字をデータ化し、さらに外国語はGoogle翻訳で自動翻訳してくれます。

今回スキャンしてみたのは、ドイツ語の書籍です。複合型コピー機に伏せると書籍の中央部分の字がぼやけてしまう程の厚みがあります。
『Pocket Scan』を書籍の上に乗せ、ゆっくりS字を描くようにスキャン。テキスト化の後、自動翻訳してみました。ざっくりとですが、その場で外国語の専門書の内容が理解できるのは、かなり重宝した点です。

本体はバッテリー内蔵でMicroUSB充電型。サイズは、D:10 × W:3 × H:5(cm)、重さ約100gでビジネスバッグに入れておいても負担にならないサイズです。
紙の資料や分厚い専門書との闘いに、良い相棒になってくれますよ。
source: コンパクトスキャナー Pocket Scan
(ロバーツ町田)