えー…これなの…。
アマゾンの次世代電子リーダー、近々発表間近と言われる噂の「Amazon Oasis」のリーク画像とその情報が報じられています。リークソースは中国のサイトで、こちらはすでに削除済。
リーク情報によると、新端末の目玉となるのは物理ボタンと加速度センサー。画像をみるとわかりますが、スクリーンの片っぽにボタンが2つあります。これ、どうやらページをめくるための物理ボタンなんだそう。物理ボタンはKindle第4世代以来の復活。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。
スクリーンが片側によっているのは、持ちやすいグリップを意識しているようす。背面もちょっと段差?があるようなデザインに。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。
また、加速度センサーが搭載されることによって、端末を逆さまするとコンテンツも回転するコンテンツフリップが可能に。ページボタンの戻る/進むも、端末の向きによって入れ替わるので、右手/左手どちらで持っても使いやすいというのがミソ。スマートフォンや、KindleのFire含むタブレット端末だと、コンテンツのフリップ表示は当たり前なので、やっと機能追加したかという印象はありますね。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。
端末自体のバッテリーも向上しますが、リーク画像に端末と共にうつる専用のケース兼外付けバッテリーでさらに長もち。取り付ければ、端末背面のでこぼこデザインが平らになるだけでなく、数ヶ月は充電不要になるだろうと。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。
…好き嫌いは分かれるでしょうけど。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。…好き嫌いは分かれるでしょうけど。個人的には、リーク画像にがっかり派です。初めて電子リーダー、Kindle Paperwhiteを購入したのは、2年半ほど前のこと。今は、Kindleなしでは生きられません。
先日、どうしても読みたい本がなかなかKindle化されず、しびれを切らしてハードカバーを買って読んでいますが、その重さに震え上がっています。軽い筋肉痛。いつの間にか、箸より重いものは持てても、Kindleより重いものは持てなくなっていたのです。
それほどKindleを愛用している自分からしたら、やっぱりリーク画像にはちょっとガッカリ。物理ボタンと片側に寄ったスクリーン、背面のでこぼこ、どれをとっても野暮ったい感じ。昔かよ、とつっこみたくなるデザイン。コンテンツフリップは、求められるのもわかりますが、電子インクリーダーには不要ではないかと思います。動画やゲーム、アプリであれこれ作業するタブレットと違って、リーダーの用途は限られています。ならば、加速度センサーなしで軽いスッキリしたデザインのままでいてほしいと思うのは、私が保守派だからでしょうか。
Oasisの噂であがっていたテンションが、このリークで冷めたような。もちろん、みんながみんなそうではないでしょうし、物理ボタン復活はそれ相当の声があがっていたからだと思います。…Oasisは新たなOasisってラインで、PaperrwhiteはPaperwhiteのまま残るってなんないかな。
たかだか噂にすぎないリーク情報でアレコレ言ってしまうのは、Kindle愛用者だからこそ。がっかりと言ってはみても、いざ使ってみたら180度意見が変わるかもしれません。コンテンツフリップならず、オピニオンフリップ…。まぁ、なんだかんだで、悲しいかなやっぱり新端末が楽しみなの。
これまた噂では、新電子リーダーAmazon Oasisは、今週中にも発表の可能性あり。
source: The eBook Reader via Liliputing
Alex Cranz - Gizmodo US[原文]
(そうこ)