最高にいい読書体験のために。
いまやE-bookの代名詞となっているAmazonのKindleに新しいタイポグラフィ「Bookerly」とレイアウト・エンジンが採用されました。長らく指摘されていた紙と比べた時のKindleの読みにくさを大幅に改善してるとされます。
今までKindleではCaeciliaがデフォルトのフォントになっていましたが、新しいBookerlyはそのCaeciliaと200年以上も愛されてきたBaskervilleの間の子のような書体になっています。
具体的にどれぐらい読みやすくなったかというとAmazonの調査によると2%読みやすくなったんだとか。「え、たった2%?」って思うかもしれませんが、世界中のKindleユーザーが膨大な本を読むことを考えるとすごいですよね。
さらに新しくなったエンジンによって今までの違和感のあるレイアウトがより自然になっています。むしろこっちのほうがユーザーには分かりやすいし嬉しいかも。
左が前レイアウト、右が新レイアウト
Bookerlyと新しいレイアウト・エンジンは現在はiOS対応のみでE-InkリーダーやAndroidなどは今年の夏以降に対応するそうです。日本でもせめて新しいエンジンで読みやすくなるといいですね〜。
source: Co Design
(ケンタロー)