社民党のマークがありませんが、仕様です。他意はありません。
夏の参院選に向けて、各政党が自らのマニフェストを世に広く伝えるためのアプリをリリースしています。スマートフォンを通じて彼らが何を訴えようとしているのか、そして各政党のネット選挙時代に向けての姿勢など、比べることで見えてくるものがあるかもしれません。
自民党アプリ
・自民NEWS
・あべぴょん
・自民党電子パンフレット
・自民党生声チャネル
プロ野球カードの裏面を思わせる候補者情報に、選挙ポスターの一覧、「こんな政治をしてほしい」といったご意見受付からゲームライクなものまで、老若男女問わずアプリの利用者層を広くイメージしていることがうかがえる自民党。全国区で攻めている雰囲気もあります。公式アプリとして完成度も高く、よくまとまっています。
民主党アプリ
・Plaz!
・民主党ポスターアプリ
民主党のマークをカメラで捉えると、民主党のキャラクター「民主くん」が踊って「忘れず投票へ行こう!選挙へ行こう!」というページにジャンプ。海江田代表の街頭ポスターにかざすと、彼からの動画メッセージが表示されます。民主党ポスターアプリは観光地にあるような似顔絵ボード的なもの。
公明党アプリ
・公明アプリ
重点政策など、マニフェストをストレートに伝えるためのアプリ。テキスト中心ですが、それだけに使いやすいメニュー&各コンテンツとなっています。シンプルisベスト。デザインのズレがないところも好印象。個人的に「ルックルック公明党」というカテゴリ名に萌えました。
共産党アプリ
・日本共産党・参議院選挙アプリ
画面下部に5つのカテゴリアイコンがならぶスタイル。既存のアプリテンプレートを使った感が強いですが、オーソドックスなUIゆえに、やはり「伝えたいこと」にはスムースにアクセスできます。しんぶん赤旗の記事一覧を見るだけでも、彼らの視点がうかがえます。
社民党アプリ
・reAR
民主党アプリのPlaz!同様、汎用ARアプリを採用。街頭ポスターを捉えると、福島党首のメッセージ動画が再生され、社民党のウェブサイトにジャンプします。気になるのが、ARアプリ画面・動画は横画面だけど、ウェブサイトは縦画面なこと。
日本共産党・参議院選挙アプリ[iOS]
(武者良太)